組み込み技術者じゃない人向けの エンベデッド システム スペシャリスト

こんちわ、blogを2年くらいほったらかしにしといたnizahです。

エンベデッド受かったので、ポイントなどメモ。

結論から言うと、組み込み技術者じゃなくても取れます。 ただし、(普通の)PCアーキテクチャはそれなりに理解していなきゃいけません。

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使ったのはこの本だけ。

とりあえず午前。

まずは、CPUとメモリのアーキテクチャをちゃんとおさえます。 パイプライン、キャッシュ、ページング、DMAあたりの用語が理解できればOK メモリクロックについても理解しておきましょう PCに近い(というかほぼ同じ)ので覚えやすいと思います。

次に、リアルタイムOSについて 優先制御と割り込み、セマフォデッドロックあたりの話 リアルタイムOS自体の経験が無くても、Unixのプロセス制御あたりの話に覚えがあれば十分です ここはきちんと理解しておいた方がいいです。

電子回路の話も多少出ます。 トランジスタ論理回路、加算器、フリップフロップあたりは回路を見てインとアウトの対応表なり波形が読み書きできるといい D/A変換とかチャタリングとか(覚えるだけ)も出ます。 この辺の話は午前にだけ必要で、1つ覚えれば1~2問取れるという感じなので 全部完璧に覚えなくてもいいと思います。 今年は波形に関する問題は出なかったような?

組み込み特有の装置の話も出ます エンコーダー(CODECではなくて、測定値をデジタル化する装置)やステッピングモーター、7セグLED その他各種センサーの名前と概要などが出ます。見慣れない用語が多いですが、午前の点数が取りやすいです。

開発手法について オブジェクト指向の簡単な説明(汎化とかスーパークラスとかの用語を選ぶ)や スタブ・ドライバを使ったトップダウンボトムアップテストの話、アローダイヤグラム等々 あまり組み込みとは関係ない一般的な開発の話が出るので取りこぼさないようにしましょう。 開発・デバッグ環境については組み込み特有の用語が並ぶのでしっかり覚えましょう。 クロス開発環境とかインサーキットエミュレータとかその辺の用語が出ます。

その他、ネットワークとか情報セキュリティなどの全般的な問題も出ます。

午後問題。

ソフトウェア系を選択しましょう。

組み込み経験のない状態でハードウェア系の問題を選択するのは無謀に近いです。 ソフトウェア系ならプログラミング経験があれば何とかなります。

午後問題を解くにあたっては 状態遷移図、タスク構成(関連)とタスク間のメッセージ、プロセスの優先制御と割り込みを強く意識してください。 特に、タスク構成(どのタスクとどのタスクが関連しているか?)を考えさせる問題が多いので、それがイメージ出来ないと辛いです。

応答時間や可動範囲などを計算する問題がボチボチ出ますが、(少なくともソフトウェア系に関しては)要件や計算方法を問題文から読み取れる範囲なのでちゃんと読みましょう。

nizahの場合、PC/ATアーキテクチャUnixはむかーし習った記憶があり CPU、メモリ関係やプロセス制御はイメージは出来ているので、用語をちゃんと覚えなおす程度ですみました。 組み込み特有の装置は「1-2相ステップ励磁ってなんだこれ」と思いながら図に書いてみたりしてなんとか

午後は、結局最後までタスクの関連を読み解くのに苦労して「コレとコレも関連してるような気がする……」状態のままでした。

エンベデッドは普段あまり関わらない分野なので、特に午前を重点的にちょっとまじめに勉強しました。 結果、午前II 96点、午後I 98点、午後II 75点 と、午後IIがちょっと危うかったものの上出来

60点取れていれば良いのですが、午前は問題が読めないので過去問をきちんと押さえておきましょう。 午後は過去問からパターンが読めてくるので、問題文を読み込んで感覚をつかんでおきましょう。 状態遷移図とタスク関連図はスクラッチから書く練習しておくといいかもしれません。

そんな感じで。